「年会費無料でポイント還元率の高いクレジットカードを使いたい」
という方には楽天カードがおすすめです。
費用が0でありながらリターンがあるというのはお得ですよね?
ただ、楽天カードの魅力はそれだけではありません。
そこで本記事では、楽天カードのメリット・デメリットを解説していきます。
どのクレジットカードにしようか迷っているという方は、ぜひ参考にしてください。
目次
楽天カードのメリット
年会費無料で還元率1%
年会費無料でありながら、使った分の1%が楽天ポイントとして戻ってくるのでお得です。
楽天ポイントは1ポイント1円なので、楽天カードで1万円分使うと、100ポイントたまります。
さらに、他の楽天のサービスと併用するとポイント還元率が上がるという点も魅力です。
たとえば、楽天ペイの残高を楽天カードからチャージすれば還元率が1.5%に上がります。
その他にも、楽天市場や楽天証券など、いわゆる楽天経済圏をうまく活用すればもっとお得になります。
ポイントが貯まりやすい
楽天カードには楽天ポイントカードの機能を付けることができます。
こうすれば、楽天カードのポイントと楽天ポイントカードのポイントの2重取りが可能になります。
たとえば、ツルハドラッグであれば楽天ポイントカード対象店なので、
- 楽天カード
- 楽天ポイントカード
- ツルハのポイントカード
の3重取りが可能です。
そのため、楽天カードはポイントが貯まりやすいです。
利用状況を管理しやすい
楽天カードの利用状況はPC・スマホで簡単に管理することができます。
利用明細の確認はもちろん、ポイントでの支払いや登録情報の変更も可能です。
特にスマホであれば、顔認証・指紋認証で簡単にログインできるので使い勝手がいいです。
また、カード番号をスマホで確認できる点も、いちいちカードを取り出す必要がないので便利です。
ちなみに、紙の利用明細を郵送してもらう場合は有料になるのでご注意ください。
楽天カードのデメリット
ポイントが会計ごとに計算される
楽天カードのポイント計算は月の合計ではなく、会計ごとにされます。
たとえば、199円の会計を別々にした場合、合計は398円ですが、2ポイントしかつきません。
なぜかというと、それぞれの会計で端数の99円分のポイントが切り捨てられているからです。
合計すると99+99の198円分にはポイントがつきません。
そのため、決済回数が多くなると実質的な還元率が減るというデメリットがあります。
公共料金支払いの還元率が0.2%と低い
楽天カードは公共料金支払いの還元率が0.2%と低いです。
500円につき1ポイントしかつきません。
これだと10万円につき200円分のポイントしかつかない計算になります。
公共料金は金額が大きいのでポイントはしっかりと取りたいところです。
そのため、公共料金の支払いは他のクレジットカードを使うのがおすすめかもしれません。
たとえば、P-oneカードは年会費無料でありながら公共料金が1%オフになるのでお得です。
期間限定のポイントに注意が必要
楽天カードには期間限定ポイントがあり、有効期限が切れるとポイントが失効するので注意が必要です。
特定のキャンペーンで得られるポイントで、それぞれに有効期限が設定されており、有効期限が近いポイントから使われます。
たとえば、楽天市場で5と0のつく日に楽天カードを使うと、ポイントが4倍になるキャンペーンなどです。
楽天カード利用者にとってお得なキャンペーンですが、得られるポイントは期間限定のものになります。
なお、楽天カードのアプリ・WEBサービスで保有しているポイントの内容を確認することができます。
楽天カードがおすすめな人
楽天カードは、
- 楽天市場
- 楽天ペイ
- 楽天証券
など楽天経済圏を利用する人におすすめです。
楽天市場
楽天のネット通販サイト「楽天市場」は独自のポイントアップ制度を設けています。
楽天グループのサービスを使うことにより、楽天市場でのポイント還元率が上がります。
たとえば、楽天カードを使うとポイントがプラス2倍になります。
楽天会員だけでポイントが1倍つくので、それにプラス2倍の計3倍のポイントがつくということです。
全サービスの条件を満たすと合計で最大16.5倍まで還元率が上がります。
そのため、楽天市場を利用する人には楽天カードがおすすめです。
楽天ペイ
楽天の決済アプリ「楽天ペイ」は楽天カードでキャッシュをチャージすると還元率が1.5%に上がります。
チャージ時に0.5%、支払い時に1%ポイントがつくからです。
たとえば、1万円チャージして1万円使った場合、チャージ時に50円、支払い時に100円ポイントが発生します。
ポイント発生タイミングは異なりますが、還元率が上がるので、楽天ペイを利用する人には楽天カードがおすすめです。
また、楽天ペイの支払いにポイントをつかえるというメリットもあります。
一度ポイント払いを設定したら、以降は自動的にポイントから優先して支払いに使われるので便利です。
楽天証券
楽天証券で積み立て投資をする場合は、楽天カードで決済するとお得です。
なぜかというと、積み立て額に対して0.5%のポイントが付くからです。
たとえば、毎月5万円積み立てをした場合、250円分ポイントがつきます。
これが1年で3000円分、10年で30000円分と長期的にみるとお得になります。
そのため、楽天証券で積み立て投資をする人には楽天カードがおすすめです。
まとめ
本記事では楽天カードのメリット・デメリットを解説しました。
結果的に、デメリットよりメリットの方が大きいと思いました。
なぜなら、年会費無料で還元率が1%だからです。
コストが0でありながら、リターンがあるというだけで十分にお得と言えます。
その上、ポイントの使い勝手の良さと、他の楽天サービスとの相乗効果を考えると優秀なクレジットカードだと思います。