Amazonやスターバックスでお得にお買い物をしたい方には、年会費無料のJCBカードWがおすすめです。
他のクレジットカードに比べて、Amazonとスターバックスのポイント還元率が高いからです。
ただし、高還元率を実現するにはポイントシステムの理解と具体的な使い方を把握する必要があります。
そこで本記事では、
- JCBカードの複雑なポイントシステム
- Amazonとスタバで高還元率を実現する方法
をわかりやすく解説していきます。
目次
JCBカードのポイントシステム
JCBカードWの説明をする前に、JCB CARDシリーズのポイントシステム「OKI DOKIポイント」を説明します。
OKI DOKIポイントは、交換先によって価値が変わります。
たとえば、OKI DOKIポイントを
- Nanacoポイントと交換すると、1ポイント5円分
- Amazonの買い物に使用すると、1ポイント3.5円分
の価値になります。
用途によってレートが変動するので気を付けましょう。
JBCカードWの還元率
JCBカードWでは通常、1000円ごとに2ポイント付与されます。
したがって、1ポイント5円分のサービスを利用すると、還元率は1%になります。
2ポイント x 5円で10円分(1000の1%は10)に相当するためです。
すなわち、利用用途によっては還元率が1%を下回る場合があるということです。
たとえば、1ポイント3円分のサービスに利用すると、2ポイントで6円分になります。
この場合、1000円の利用に対して6円のリターンなので、還元率は0.6%となります。
対象サービスでさらに還元率アップ
JCBカードWの良いところは、対象サービスの決済に利用すると還元率が上がることです。
たとえば、
- Amazon(2%)
- スターバックス(5.5%)
- セブンイレブン(2%)
などです。
そのため、対象サービスを頻繁に利用する方にはおすすめのカードです。
主なポイントの使い道
JBCカード利用で貯まるOki Dokiポイントの主な使い道は
- JCBプレモカードにチャージ(1ポイント5円分)
- nanacoポイントに交換(1ポイント5円分)
- スターバックスカードのチャージ(1ポイント4円分)
- Amazonの支払い(1ポイント3.5円分)
- カードの支払いに充てる(1ポイント3円分)
などです。
JCBプレモカードがおすすめ
Oki Dokiポイントのおすすめの使い方は、JCBプレモカードにチャージすることです。
JCBプレモカードとは、Amazonやコンビニ・ファストフード・百貨店など、全国100万店以上で利用できるギフトカードです。
利用用途が豊富かつ、1ポイント5円分で利用できます。
ただし、JCBプレモカードを発行するのに800円が必要です。
また、カードを持ち歩く必要がある点もデメリットかもしれません。
たとえば、キャッシュレス化でスマホ以外持ち歩いていない方は、持ち物が増えてしまいます。
参考URL:https://www.jcb.co.jp/voucher/gift-card/merchant.html
Amazonで高還元率を実現する方法
まず最初に、JCBオリジナルシリーズパートナーでAmazonのポイントアップ登録をします。
こうすることによって、JCBカードWのAmazonでのポイント獲得数が増えます。
たとえば、Amazonで1000円使った場合、4ポイント付与されるようになります。
これを1ポイント5円で交換すると、4ポイント x 5円で20円分のリターンになり、2%の還元率を実現できます(1000の2%は20)。
なお、Oki DokiポイントをAmazonに使う場合は、1ポイント5円で交換できるJCBプレモカードを使いましょう。
Oki Dokiポイントを直接Amazonの支払いに使うと、交換率が1ポイント3.5円になるのでご注意ください。
また、JCBのポイントサイト「Oki Dokiランド」を経由すれば、AmazonのデバイスとFashionカテゴリーで還元率が最大9%になります。
参考URL:https://www.okidokiland.com/shop/768/
スターバックスで高還元率を実現する方法
まず最初に、JCBオリジナルシリーズでスターバックスのポイントアップ登録をします。
スターバックスカードに1回1,000円以上入金すると、1000円につき11ポイントも付与されるようになります。
これを1ポイント5円で交換すると、55円分のリターンになり、還元率は5.5%になります。
ただし、Oki Dokiポイントをスターバックスカードへチャージする場合のレートは、1ポイント4円です。
11ポイント x 4円で44円分のリターンになり、還元率は4.4%(1000の4.4%は44)になります。
また、JCBカードWでスタバの「eGift」を購入すると、1000円につき21ポイント(還元率最大10.5%)も付与されます。
ただし、eGiftは500円と700円の2種類しかないので、使い方によっては損をするので気を付けましょう。
参考URL:https://www.jcb.co.jp/ordercard/special/starbucks_creditcard.html#anc06
JCBカードWのデメリット
ポイント還元率の計算が難しい
JCBカードのポイントシステムは、還元率の計算が複雑なのがデメリットです。
なぜかというと、
- 決済対象によって付与されるポイント量が異なる
- ポイントの交換先によってレートが異なる
からです。
そのため、最初は理解するのに苦戦するかもしれません。
入会に年齢制限がある
JCBカードWへの入会は、18歳~39歳に限定されています。
なお、入会後に39歳を超えても、利用は継続できます。
40歳以上の方がAmazonやスターバックスで高還元を受けたい場合は、年会費無料の「JCBカードS」がおすすめです。
JCBカードSでも、
スターバックスで5%~10%
Amazonで1.5%
の還元を受けることができます。
まとめ
本記事では、JCBカードWの還元率について解説してきました。
JCBカードWはAmazonやスターバックスを頻繁に利用する方におすすめです。
なぜかというと、年会費無料でありながら、還元率が高いからです。
- スターバックスであれば(4.4%~10.5%)
- Amazonであれば(2%~9%)
もポイント還元を受けられます。
そのため、Amazonやスターバックスでお得にお買い物ができます。